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パチンコ計数管理の基礎Ⅲ【TYとT1YとBA】
TYとは?
大当たりと確変・時短状態の全体の差玉の事
T(特賞)Y(寄り玉)。ただただ頭文字を取っただけの大胆な単語です。
特賞中にアタッカーに玉を寄せるかというのが名前の由来です。
TY公式
TY=特賞中セーフー特賞中アウト(TO)
で求められます。
たったこれだけです。
また、その機種の平均TYが知りたいなら
T1Y×平均連荘数(1-継続率)
で求められます。(確変中の玉減りは無しで考えています。)
例
1回の出玉平均が1500玉で80%継続の場合
1500×1÷(1-0.8)=TY
その機種のスペックがどうなのか丸裸にできますね!
T1Yとは?
1回の大当たりの出玉の事
特賞(T)1の寄り玉(Y)でT1Yです。
普通に生きていてT1Yって聞くことはまず無いですもんね。
パチンコ業界で働くなら非常に大事な数字なので覚えておきましょう
T1Y公式
T1Y=アタッカー賞球数×ラウンド×カウント+ベース×特賞アウト(T1O)÷100-特賞アウト(T1O)
で求めることができます。
ややこしいですね。はい。
近年ではラウンド振り分けがバラバラなので基本的には補正T1YでT1Yを見ることが多い。なぜなら2ラウンド出玉無しでもT1Yにのってしまうからである。
補正T1Yは基本的にはMAXラウンドのみのT1Yしか反映されない数字なのです。
コレ重要
これを計算できることが凄いのではなくてこの大当たりの出玉の公式(ロジック)がわかっていない人には店長は任せれないし時間帯責任者にすらなれないかも知れないよ。
BA・SA・TSA・BOAとは?
BA=確変時短中のベース(確変ベースとも言う)
SA=確変時短中のスタート
TSA=確変時短中の大当たり確率
BOA=確変時短中のアウト
上記は全て確変時短中のデータで最後の【A】と付くのが特徴です。
この【A】というのは昔、確変時短が甘モードといわれていたのが要因だそうです。
パチンコ計数の名称のつけ方はすごく単純なのであった。
BA・SA・TSA・BOAの公式
BA=確変時短中のセーフ÷確変時短中のアウト(BOA)
SA=確変時短中の累計スタート÷確変時短中のアウト(BOA)÷100
TSA=確変時短中の累計スタート÷大当たり回数
BOA=確変時短中の大当たり確率(TSA)÷確変時短中のスタート(SA)×100
で求めれます。
基本的にパチンコは通常状態と特賞状態二つの状態があるということです。
公式は分かった。では、自分で出せますか?
計数の公式は、読んだだけだと本番の数字で手が止まります。
計算問題を100問、解答付きのExcelにまとめました。2020年から135件以上売れている問題集です。
まとめ
まとめ
- 基本的に『A』とか『T』とかはローマ字から頭文字をとったもの
- 色んな機種のTYを計算してみるとおもしろい
- データを見るときは補正T1Yを見る
- パチンコの状態は通常と特賞状態の2つだけ
ここまで読んだら、1問解いてみてください
TYとT1Yは、名前が1文字違うだけで中身がまったく別物です。両方出してみると違いがはっきりします。
問題1
ある台の特賞中のセーフが1,600玉、特賞中のアウト(TO)が150玉だった。
この台のTYはいくつか。
出せましたか。
答えは1,450玉です。
1,600 - 150 = 1,450。TYは引き算1回で出ます。特賞中に打ち込んだ分を引くのを忘れると、出玉を多く見積もってしまいます。
もう1問いきましょう。
問題2
アタッカー賞球10個、10ラウンド、9カウント、ベース28、特賞アウト(T1O)が150玉の台がある。
この台のT1Yはいくつか。
答えは792玉です。
(10 × 10 × 9) + (28 × 150 ÷ 100) - 150 = 900 + 42 - 150 = 792。3つのかたまりに分けて、順番に出していくのがコツです。まとめて一気に計算しようとすると、まず合いません。
詰まるのは、ここから先です
上の2問は、記事を読んだ直後なら解けて当たり前です。ボクが現場で「手が止まるな」と思っていたのは、こういうときでした。
- TYとT1Yのどちらを使うべき場面かを判断する
- T1Yからスペックを逆算する
- 電サポ中の数字(BA・SA)と特賞中の数字を混ぜずに集計する
昇進試験で出るのも、上に説明を求められるのも、だいたいこの層です。公式を覚えているかどうかではなく、手を動かした回数がそのまま差になります。
この手の問題が、あと98問あります
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計数が分かる人は、店の中でどう扱われるか
計数管理は、覚えるのが面倒なわりに「覚えてよかった」と実感するまでが長い知識です。だから新人のうちはピンと来ない。ボクもそうでした。
ただ、業界に13年いて、評価する側と採用する側の両方をやって断言できることがあります。数字が読める人と読めない人では、3年目以降の扱いがはっきり変わります。
理由は単純で、主任・店長に上げるかどうかを判断するとき、見ているのが「数字の話が通じるか」だからです。接客が上手い人はたくさんいますが、割数の話をして意図が伝わる人は、思っているより少ない。だから上がります。
逆に言うと、ここを飛ばしたまま年数だけ重ねた人は、どこかで止まります。
ここだけ押さえておいてください
- 計数は「昇進の条件」であると同時に、外に出るときの武器にもなる
- ただしその武器が金額に変わるかどうかは、どの会社にいるかで決まる
ここが正直なところで、同じスキルを持っていても、会社によって年収も昇進の速さもまったく違います。店舗数が29年連続で減っている業界(警察庁調べ、令和6年末で6,706店)なので、伸びている会社とそうでない会社の差は年々開いています。
給料の実際のところと、このスキルが業界の外でどう評価されるかは、別の記事に詳しく書きました。
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