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割数とは
売上に対して景品金額の割合を表す数値の事です。
どれだけ出ているのかの指標の一つであります。
売上に対しての割合です。
売上100万円の割数9割と売上200万円の割数9割は同じ9割でも全く違うということです。
機械割数公式
機械割数=(売上玉-±差玉)÷売上玉×10
で求めることが出来ます。
景品割数公式
景品割数=景品玉÷売上玉×10
景品割数=景品金額÷売上金額×10
上記の2つは玉で計算するか金額で計算するかの違いです。
主に機械割数は営業中に見ることが多く閉店後は景品割数で見ることが多いです。
前回の記事
『パチンコ計数管理の基礎Ⅴ【売上玉・景品玉・損益分岐について】』
でお伝えした損益分岐点を理解し割数を見れば今どれくらい利益が出ているか?がすぐにわかるようになります。
誤差玉とは
お客様が持っている玉は基本的には景品玉になるのですが上皿に忘れて帰るお客様や落とした玉があればプラスの誤差玉になります。店外から持ち込んだ玉はマイナスの誤差玉になります。
誤差玉を見ることで1日の打ち込み・払い出し・交換に異常が無かったかを確認することが出来ます。
誤差玉公式
誤差玉=(売上玉-±差玉)-景品玉
で求めることが出来ます。
プラスの誤差の場合
- アウトBOXから玉がこぼれている
- アウトBOXに玉が詰まりっぱなしになっている
- アウト計数部が不良
- お客様が忘れて帰った玉・メダルが大量にある
- お客様の玉・メダルの持ち帰り
- 賞球モーターやホッパーの払い出し玉数が少ない
- ジェットカウンターや各台計数の計数が過少
よっぽど設備や台が古くない限りほとんどは上の3つで解決する。
マイナスの誤差の場合
- セーフ線断線
- 売上線の断線
- アウト計数部計数過多
- ジェットカウンターや各台計数の計数が過多
- 前日の上皿の玉残りが多かった
- 店外から持ち込まれた玉・コインがある
- その他ゴト行為・不正行為
基本的にお客様は玉をこぼされるので誤差玉はマイナスになりません。
マイナスになると言うことは基本的にどこかしら異常のある状態と言えます。しっかり原因を追究し再発防止に努めましょう。
各台計数の店は誤差玉の原因追及がやりやすいです。
各台誤差の追究
ホールコンと同じメーカーの各台計数ならホールコンの各台データで各台誤差を表示出来るのがほとんどだと思うのですが違うメーカーのを使用している場合、非常に面倒になります。
各台誤差=(売上玉ー±差玉)ー(計数機払い出し玉ー計数玉)
上記で各台の誤差が求めることが出来ます。各台計数がついている場合のみ求めることが可能です。
これでグッと持ちこみなどあった場合や端子盤不良など発見しやすくなります。
まとめ
まとめ
- 営業中に見るのが機械割数
- 閉店後に見るのが景品割数
- 損益分岐点を知っていれば利益がどれくらい取れたかわかる
- 誤差玉は基本プラスになる
ここまで読んだら、1問解いてみてください
誤差玉は「出せる人」と「出せない人」がはっきり分かれる数字です。手を動かしてみてください。
問題1
売上玉が100,000玉、景品玉が82,000玉だった。
景品割数はいくつか。
出せましたか。
答えは8.2です。
82,000 ÷ 100,000 × 10 = 8.2。×100ではなく×10です。割数は「10割=100%」なので、ここを100でやると数字が10倍になります。
もう1問いきましょう。
問題2
売上玉100,000玉、差玉+15,000玉、景品玉82,000玉だった。
誤差玉はいくつか。
答えは3,000玉です。
(100,000 - 15,000) - 82,000 = 3,000。先に「売上玉-差玉」を出してから景品玉を引きます。順番を間違えると合いません。
詰まるのは、ここから先です
上の2問は、記事を読んだ直後なら解けて当たり前です。ボクが現場で「手が止まるな」と思っていたのは、こういうときでした。
- 誤差玉と各台誤差の違いを説明する
- 誤差が大きく出たときに、どこが原因かを切り分ける
- 割数とパーセントを行き来する
昇進試験で出るのも、上に説明を求められるのも、だいたいこの層です。公式を覚えているかどうかではなく、手を動かした回数がそのまま差になります。
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計数が分かる人は、店の中でどう扱われるか
計数管理は、覚えるのが面倒なわりに「覚えてよかった」と実感するまでが長い知識です。だから新人のうちはピンと来ない。ボクもそうでした。
ただ、業界に13年いて、評価する側と採用する側の両方をやって断言できることがあります。数字が読める人と読めない人では、3年目以降の扱いがはっきり変わります。
理由は単純で、主任・店長に上げるかどうかを判断するとき、見ているのが「数字の話が通じるか」だからです。接客が上手い人はたくさんいますが、割数の話をして意図が伝わる人は、思っているより少ない。だから上がります。
逆に言うと、ここを飛ばしたまま年数だけ重ねた人は、どこかで止まります。
ここだけ押さえておいてください
- 計数は「昇進の条件」であると同時に、外に出るときの武器にもなる
- ただしその武器が金額に変わるかどうかは、どの会社にいるかで決まる
ここが正直なところで、同じスキルを持っていても、会社によって年収も昇進の速さもまったく違います。店舗数が29年連続で減っている業界(警察庁調べ、令和6年末で6,706店)なので、伸びている会社とそうでない会社の差は年々開いています。
給料の実際のところと、このスキルが業界の外でどう評価されるかは、別の記事に詳しく書きました。
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